オークスが波乱に終わった時点では、秋華賞の勢力図はまだまだ不透明な状態であった。
しかしローズステークスをホエールキャプチャが快勝したことで、本番の主役の座はとりあえずこの馬が獲得したと考えていいだろう。
ホエールキャプチャはここまで阪神JF2着、桜花賞2着、オークス3着とGIであと一歩の成績が続いている。
勝てば悲願のGI制覇となるが、果たしてどういった結果になるか。
過去10年のデータをもとに分析してみよう。
まずローズステークス組は(8、8、2、57)と、他路線の(2、2、8、93)を圧倒しており、ホエールキャプチャには歓迎材料。
1番人気と2番人気の馬も合わせて(9、3、3、5)と、好成績をおさめている。
ではローズステークス1着馬の秋華賞成績がどうなっているかというと、(3、3、0、3)で勝率は33%。
対するローズステークス2着以下の馬は(4、5、2、22)で、勝率12%にとどまっている。
牝馬三冠を達成した昨年のアパパネと03年スティルインラブはそれぞれローズステークス4、5着から巻き返しており、ローズステークスを負けた馬にこそ注意すべきとの印象も強いが、数字で見るとやはり1着馬に信頼がおける。
ローズステークス1着から本番で完敗した08年マイネレーツェルや04年レクレドールは、ローズステークスでも伏兵的な存在だった。
1番人気で桜花賞馬とオークス馬を破って勝利したホエールキャプチャは、秋華賞でも好勝負は必至ではないだろうか。
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